今回は、「Adobe Photoshop Lightroom CC」のモジュール(画面構成)についての解説を簡単に行います。
※こちらはLightroom CC 2015についての記事になります。最新のLightroom Classic CCについてはこちらへどうぞ⇒https://lightroom.websvr.org/lightroom-develop-menu-classic/
「Adobe Photoshop Lightroom CC」のモジュール(画面構成)について
Lightroom CCのモジュールは7つあり、画面右上部のメニューより切り替えて利用できるようになっており、左から順に「ライブラリ」「現像」「マップ」「ブック」「スライドショー」「Web」となっています。
それぞれについて、その役割を簡単に説明しておきす。
1.「ライブラリ」モジュール
カタログに読み込んだ写真を一覧で表示したり、拡大したり、並べて比較したりを簡単に行えるようにした画面構成です。写真を確認して、整理を行う際に利用することになります。
簡単な色調整については、サムネイル表示の状態で、右ペインより選択して行うこともできます。整理する際に、写真を簡易的に見やすくして行うのにちょうど良い簡単なメニュー構成になっています。
2.「現像」モジュール
現像モジュールは、Lightroomのメインとなる画面構成です。一番この画面で作業をすることが多いと思います。RAWデータの現像、Jpeg等画像データの色調整作業を行うために、必要の機能がそろった画面構成となります。
右ペインのパネルを使って、本格的な画像調整を、その効果を画面でプレビューしつつ行うことができます。
3.「マップ」モジュール
Google Mapの地図上で、写真の撮影位置を確認できるようになる画面構成です。GPSデータの付与された写真については、地図上に自動で配置されるので、どこで撮った写真なのかを判断しやすいと思います。
4.「ブック」モジュール
ブック画面では、フォトブックを作ることができます。ただ、今のところ日本語のサービスはやってないようです。エラー出ちゃいます。作ったアルバムを、PDFファイルに書き出しできるので、PDFブックの作成用に用いることができます。
5.「スライドショー」モジュール
簡易的にスライドショーを作成するための画面構成です。音楽をつけることもできますし、動画(.mp4)で保存もできます。
6.「プリント」モジュール
写真のプリントを行うための画面構成になります。コンタクトシートの作成や、テンプレートを利用した複雑なプリントを簡単に行うことができます。
7.「Web」モジュール
Webモジュールは、テンプレートを利用してWebページの作成を簡単に行えるようにした画面構成になります。簡単にギャラリーページを作成できます。
以上のモジュール(画面構成)を利用して、写真の整理から現像そして結果の出力までをすべて行えるようになっています。よく使うのは、「ライブラリ」と「現像」のモジュールでしょう。それぞれの持つ機能の使い方については、別ページにて詳しく解説します。